12月
本格的に冬になりました。毎朝凍っている車に難儀しながら通勤しています。
この間、夜、友達の家にふらっと柿のおすそ分けに行って、3時間くらいゆっくりして家に帰ろうとしたら、車のフロントガラスが真っ白に凍っていました。溶かすのに10分くらいかかりました。この寒さを利用してスケートリンクを作ったらいいかもしれません。
CATV
・議会撮影
・お松さま祭り
・1/2967の物語「痛かった事」
・東白川の昔話集め
▼議会撮影
今回の議会一般質問は、
安保泰男議員の”アユ漁観光など来村対応について”
安江健二議員の”新型コロナウイルスとインフルエンザ感染防止対策について”
今井美和議員の”東白川村の人口減少と移住定住施策について”
でした。
正直に言いますと、ちゃんと撮れているかばかり気にして、議会の間は全く話の内容が耳に入ってこず、後で映像を見て初めて話の内容が理解できました。
今回の一般質問は身近な話題が多く、日頃不便に感じていたり気にしていた事だったため、質疑が聞けてよかったです。
▼お松さま祭り
大きな門松を買われた方とたくさんの松や飾りを買っていた方にお話を伺うと、偶然どちらも今は村外に住んでいる村出身者でした。お二方とも今は別の街に暮らしているけれど、お正月のたびに故郷である東白川村に帰るとおっしゃっていました。
故郷を離れて暮らしていると、お盆やお正月も仕事をしていつの間にか新しい年になっている、という事もよくあります。
ちゃんとお正月準備をして「さあこれで安心してお正月を迎えられる。」と気持ちに区切りをつける事や、ほっとする場所に帰れるという事は、幸福なことだと感じました。
▼1/2967の物語
今月の1/2967の物語は「痛かった事」です。
「痛かったこと」は、人生で一番痛かった体験をせきららに語る物語です。作者はある冬の日、凍った地面に気が付かず転倒してしまいます。でも本当に痛いのはその後…、という読んでいるだけでも痛くなってくるようなお話です。しかし、作者のコミカルでさっぱりした言い回しがクスっと笑いを誘います。
生きているとふいに痛いことや辛い事がありますが、このお話はからっと苦しいときの思い出を語ることができる、作者の前向きな力強さを感じます。
「痛かったこと」は白寿第53号に掲載されています。
朗読は1月26日放送予定です。是ご御覧ください。
▼東白川の昔話
白寿に時々、昔おじいちゃんやおばあちゃんが教えてくれたという昔話を書いてくださる方がいらっしゃるのですが、1/2967の物語の朗読は「村の方一人ひとりの物語」がテーマなので、「思い出」や作者の「生活」の話を中心に選びます。そのため昔話や伝説を取り扱った回は少ないです。
しかし、昔話や伝説を知っている方はどんどん少なくなっています。土地の持つ歴史や物語が失われるのは土地の魅力や力も失われる気がして忍びないと思い、とりあえず過去53年分の白寿に載っていた村の伝説や昔話を探してまとめています。もし、村の伝説や歴史、民謡など詳しい方がいらっしゃいましたらCATVまでご連絡ください。
織
・個展準備
・染織勉強しなおし
▼個展準備
不慣れなことばかりであたふたしてしまっていますが、精一杯頑張ります。
▼染織勉強しなおし
白寿やふるさとの言葉、東白川なんでも百科などで織物や養蚕についての話や項目を読んで気になったのは、自分の染織の知識の半端さです。私は沖縄で染織を学んだため、本土の染織とは道具の名称から違うという事はよくあるのですが、織物の道具や技術は本州の中でも村や地域ごとに異なり、この村に来て初めて聞く道具の名前などもたくさんありました。もっと深く知識を身につければ、若しくはもっと幅広く知識を身につければ、見聞きしたことのない道具が出てきてもそれが何か、どう使うものなのか理解できると思うので、久しぶりに染織の教科書を開いたり参考書を買って勉強をやり直しています。
寒くてあまり外に出て行こうという気持ちにならない季節ですが、取材用に温かい靴とジャケットを買ったので、それを着て元気に出かけたいと思います。