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河原 知子さんの部屋 | 2022年5月活動報告

5月になり、朴の花をたくさん見かけるようになりました。

以前住んでいたところでは、朴の木はあまり生えておらず、私は毎年この時期になると実家の近所に一本だけ生えていた朴の木まで、よくお花見に行っていました。
大きな葉や不思議な甘い香りの大きな花を見るのがおもしろくて、いつもとても楽しみにしていたのですが、今年は村内で本当にたくさん朴の花を見ることができました。

調べたところ、朴の花は食べられるようです。
しかし朴の花はとても高いところに咲くため、なかなか花を採る機会が無く、まだ食べられていません。
代わりに白川茶屋で朴葉寿司と朴葉もちを買って食べました。
それと家のそばに朴の木があるので、おにぎりを朴葉でくるんだり、朴葉で味噌を焼いてみたりしています。
もし、採れる高さのところに花があったら、花を使ってジャムを作ってみたいです。

写真:品評会用茶摘みの撮影

5月初旬、私は生まれて初めてお茶摘みをしました。
初夏の強い日差しの中、お茶摘みをしつつの取材と撮影で大変な作業でした。
お茶は好きでよく飲むのですが、お茶を摘んだり、お茶摘みを撮影することで、自分がお茶について何も知らないことに気づかされました。
取材と撮影も、取材対象についてよく知らないと何を撮ればよいのかわからず、右往左往してしまいました。でも、新芽の香りと風が心地よくてよい体験になりました。家に帰って、いつものように白川茶を淹れて飲んだら、いつもよりおいしい気がしました。

お茶摘みをしてみて、自分には田畑に触れる体験がもっと必要だと感じたため、5月下旬、黒川へ田植え体験に行きました。
そこでは機械を使わず苗を手で植えているため、裸足で田んぼに入りました。
これもお茶摘み同様初めてのことで、最初は足の裏が痛くてなかなか思うように歩くこともできませんでした。しかし慣れてくると冷たくて軟らかい泥の感触が楽しくて、すいすい歩けるようになりました。田植えをしていると、泥の中のゲンゴロウやオタマジャクシなど様々な生き物を見ることができました。

5月は色々な行事があり、採りたい物や撮りたいものがあっという間に過ぎ去っていきました。それでも、東白川村の初夏を堪能できたように思います。

 

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