2月は主に次年度の受託作業に向けて、株式会社クボタが運営する「KSAS(クボタスマートアグリシステム)」の本格運用のため、過去の受託作業の情報の入力を中心に行っていました。
以前この活動報告書でも紹介しましたが、KSASとは圃場ごとの所有者情報、作物情報、作業記録等をスマートフォンやPCでいつでも確認できるサービスです。
このサービスを活用することで、東白川の地理になじみのない方でも、作業すべき場所を間違えずに行うことができたり、スマホから当日の作業指示を確認できたり、日報を作成することも可能になります。
また、KSASに作業指示と日報の情報が入ることで現在の進捗具合をグラフで表示できたり、最新の機能ではトラクターやコンバインをKSASと連動することでそれぞれの農機械の軌跡を把握することができ、自動的に日誌を作成する機能もあります。
今回一通りKSASの機能について読んでいると、先月のドローン講習同様にさまざまな農業の現場で先進的な技術が活用される未来がもうすぐだと改めて実感しました。
今後この東白川村でもより高齢化が進んでいって、耕作放棄地が増える一方だと思われます。
農業の省力化には、このような技術は必ず必要になっていくと思われるため、この便利な技術をどのように現状の仕事の中で生かしていくか、その土台作りを今後も進めていきたいと思います。