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12月の行事

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注連縄(しめなわ)つくりなど

 正月用の薪を切ったり、注連縄をなったりするのは、多く12月13日に行いますが、歳末に向かって他の用事も多いので、24日、25日ごろまでの吉日を選んで行います。
 正月用の薪は元日の朝、年男が若水で湯を沸かすときから用いるものです。これには豆がらも同時に準備します。
 注連縄の種類は、家によって多少の差異がありますが、門松を飾るときに用いる長めのもの、若水を汲(く)む桶(おけ)に巻くもの、年神棚や神棚に用いるもの、臼(うす)に巻くもの、玄関に飾るものなどがあります。
 注連縄には稲藁(いなわら)を用い一般の縄と区別するために左綯(ひだりない)にないます。細い牛蒡注連(ごんぼじめ)が多く、まれに太い大根注連(だいこじめ)を作って玄関に飾ることもあります。これに和紙で作った紙垂(しで)(かいだれ)を3垂(たれ)か5垂、たまに7垂つけます。付け方は、紙垂の先を少し斜めに折り、縄目に等間隔に挟み込みます。
 紙垂の作り方は簡単で、まず、半紙大の和紙を必要な枚数だけ重ねて2つに切り、さらに2つ折りにします。それに4等分に折り目をつけ、上下互い違いに3分の2まで切り込みます。それを切り目のある1片を左頭(かしら)にして、残りの3片を順に手前に折り返して出来上がりです。

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