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戦没者並びに満州開拓関係物故者慰霊祭
東白川村から日清戦争、日露戦争、山東出兵、シベリヤ出兵、日華事変、太平洋戦争などに召集を受けて戦争に参加し、戦死、または戦病死した人は、225柱にのぼります。また、昭和10年代になって、満州開拓団、満蒙開拓義勇軍などに参加し、鍬振るう戦士として活躍中に、現地で死去した人は、乳幼児の死亡者を含めて90柱となります。
これらの御霊を慰める合同の祭りが毎年10月15日に、従前は東白川村役場横の慰霊塔前で、現在は「こもれびの里」の慰霊塔前で厳粛に営まれます。この日は、神土、越原、五加の慰霊塔奉賛会の会員が、1年ごとの交替で慰霊祭の運営に当たり、村中の神官全員が出席して神事を執行します。
人々は亡くなった人たちの冥福を祈ると同時に、御霊の前で平和への誓いと決意を更に固めるのです。
なお、祭事が終わると、遺族に対してお供えの餅が配られ、隔年、慰安会も催されます。