ごあいさつ
東白川村のホームページをご覧いただきありがとうございます。
東白川村は合併や分村をせずに134年の歴史を重ねる山あいの小さな農山村ではありますが、ここに生活する人々は自然豊かで風光明媚なこの村をこよなく愛して活き活きと輝いて生活しています。
東白川村総合計画の村づくりの理念は、「豊な自然と美しい景観に包まれて 人が輝く 地域力のあるむら 東白川」です。
この目標を達成するために、私は「継続と挑戦」をキーワードとして、次の重点項目を掲げます。
- 農林業の振興による村民所得の向上
- 情報過疎にならないICT活用の村づくり
- 長期的かつ持続的な子育て支援策の実施
- 在宅介護と施設介護の充実
- 医療・福祉一体となった地域包括ケアの確立
- 安心安全な生活を護る防災力の強化
- 豊な自然と人情を次世代に伝える努力
- 官民協働社会の実現
小さいながらも光り輝く東白川を目指して村づくりに邁進してまいります。
東白川村長
今月のメッセージ
新緑にミツバツツジが映え美しい村を満喫できる季節。旬の味覚である筍(タケノコ)や蕨(ワラビ)、ウド、コンテツ(コシアブラ)などの山菜も豊富で食卓を賑わしています。
今年のGWは飛び石連休となりますが、好天に恵まれればアフターコロナのGWを楽しむ人々で各地の観光地は賑わいを取り戻せるのではないでしょうか。
4月から5月にかけて何か心が落ち着かない日が続きます。
予算が成立し、人事も一新し、今年度の組織目標も設定でき、少し落ち着いた心持ちで連休を迎えるのが常ですが何かがおかしい。この言いようのない焦燥感の理由を考えてみるとその結論は、進む人口減少・地方経済の停滞・生活困窮世帯の増加・都市との格差の増大といったキーワードが出てきました。人口2千人を割ろうとしている村の村長としては心穏やかではないのです。
春闘の大企業の大幅な賃上げに対して中小企業がついていけるのか、株価の高騰・円安・生活物価の値上がり・働き方改革は必要ですが労働時間の短縮による労働者不足も懸念されています。
また、32年ぶりの日銀の金融緩和政策の修正というマイナス金利政策の解除がもたらす影響…など、地方創生の掛け声のもとに始まった都市から地方への人流の創造が、いつの間にか大都市への人口集中や若者たちの大企業志向の復活に戻ってしまうような気がしてなりません。私の言いようのない焦燥感は、これらの事象に対して東白川村の舵取りはこれでいいのかという不安からなるものと結論付けました。
しかし、前述した世相の大きなうねりは小さな村だけではどうしようもなく、できることといえば過疎地が都市に比べて不利にならないようアンテナを高くし、地域産業を支え、暮らしやすさを提供できるよう、国や県の動向を敏感に察知し時代の波に取り残されないように人知を尽くすしかないと考えています。
一方で、多岐にわたる事業の実施や予算執行、行事の実施について、常にこれでいいのかという疑問を持ちつつその事業の目的とするところの将来像、着地点などを職員や団体の皆様方と議論しながら進めなければならないと思っています。
最後に明るい話題を一つ。
本村出身の映画監督・今井友樹さんの映画「おらが村のツチノコ騒動記」がついに完成し、5月18日より東京都の「ポレポレ東中野」にてロードショーが始まります。この映画館はドキュメント映画の聖地ということで、最初のロードショーの評判が今後の全国展開に大きく影響するそうですので、私とつちのこフェスタ実行委員長の安江豊司さん、”つっちーとのこりん”とともに舞台挨拶をしてまいります。
お近くにお住いの皆様へお声かけをよろしくお願いします。
5月の空を悠々と泳ぐ鯉のぼりのように健やかにお過ごし下さい。
令和6年5月1日
東白川村長 今井俊郎
今年のGWは飛び石連休となりますが、好天に恵まれればアフターコロナのGWを楽しむ人々で各地の観光地は賑わいを取り戻せるのではないでしょうか。
4月から5月にかけて何か心が落ち着かない日が続きます。
予算が成立し、人事も一新し、今年度の組織目標も設定でき、少し落ち着いた心持ちで連休を迎えるのが常ですが何かがおかしい。この言いようのない焦燥感の理由を考えてみるとその結論は、進む人口減少・地方経済の停滞・生活困窮世帯の増加・都市との格差の増大といったキーワードが出てきました。人口2千人を割ろうとしている村の村長としては心穏やかではないのです。
春闘の大企業の大幅な賃上げに対して中小企業がついていけるのか、株価の高騰・円安・生活物価の値上がり・働き方改革は必要ですが労働時間の短縮による労働者不足も懸念されています。
また、32年ぶりの日銀の金融緩和政策の修正というマイナス金利政策の解除がもたらす影響…など、地方創生の掛け声のもとに始まった都市から地方への人流の創造が、いつの間にか大都市への人口集中や若者たちの大企業志向の復活に戻ってしまうような気がしてなりません。私の言いようのない焦燥感は、これらの事象に対して東白川村の舵取りはこれでいいのかという不安からなるものと結論付けました。
しかし、前述した世相の大きなうねりは小さな村だけではどうしようもなく、できることといえば過疎地が都市に比べて不利にならないようアンテナを高くし、地域産業を支え、暮らしやすさを提供できるよう、国や県の動向を敏感に察知し時代の波に取り残されないように人知を尽くすしかないと考えています。
一方で、多岐にわたる事業の実施や予算執行、行事の実施について、常にこれでいいのかという疑問を持ちつつその事業の目的とするところの将来像、着地点などを職員や団体の皆様方と議論しながら進めなければならないと思っています。
最後に明るい話題を一つ。
本村出身の映画監督・今井友樹さんの映画「おらが村のツチノコ騒動記」がついに完成し、5月18日より東京都の「ポレポレ東中野」にてロードショーが始まります。この映画館はドキュメント映画の聖地ということで、最初のロードショーの評判が今後の全国展開に大きく影響するそうですので、私とつちのこフェスタ実行委員長の安江豊司さん、”つっちーとのこりん”とともに舞台挨拶をしてまいります。
お近くにお住いの皆様へお声かけをよろしくお願いします。
5月の空を悠々と泳ぐ鯉のぼりのように健やかにお過ごし下さい。
令和6年5月1日
東白川村長 今井俊郎
前月以前のメッセージは「村長室へようこそ(アーカイブ)」ページでご覧いただけます。
村長の言葉
各種行事での挨拶等をご覧いただけます。
下記PDFファイルをダウンロードしてご覧ください。
2023年(令和5年)3月7日「令和4年度 第76回東白川中学校卒業証書授与式」村長祝辞(PDF版:290KB)
前年度以前の言葉は「村長室へようこそ(アーカイブ)」ページでご覧いただけます。
歴代村長
歴代 | 氏名 | 就任年月日 |
---|---|---|
14代 | 今井 俊郎 | 平成26年4月23日 |
13代 | 安江 眞一 | 平成18年4月23日 |
12代 | 安江 啓次 | 平成11年4月30日 |
11代 | 桂川 眞郷 | 昭和62年4月27日 |
10代 | 安江 多策 | 昭和46年4月30日 |
9代 | 河田 勘市 | 昭和26年4月23日 |
8代 | 伊藤 稔 | 昭和21年4月4日 |
7代 | 栗本 英吉 | 昭和10年10月11日 |
6代 | 村雲 英一郎 | 大正6年10月14日 |
5代 | 伊藤 祐三郎 | 大正2年10月14日 |
4代 | 苅田 乙三郎 | 明治42年10月14日 |
3代 | 今井 栄介 | 明治34年10月14日 |
2代 | 土屋 禎次郎 | 明治30年10月14日 |
初代 | 神戸 弥助 | 明治22年8月10日 |
目安箱
よりよい村政の実現のために、村民の皆さんが、日ごろ感じていることや、「こうなればもっと良いのに」と望まれることなど、どんなことでも結構ですので、お気軽に「村長へ私の提案」としてお寄せ下さい。
村長プロフィール
資産公開
交際費公開
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