ごあいさつ
東白川村のホームページをご覧いただきありがとうございます。
東白川村は合併や分村をせずに135年の歴史を重ねる山あいの小さな農山村ではありますが、ここに生活する人々は自然豊かで風光明媚なこの村をこよなく愛して活き活きと輝いて生活しています。
東白川村総合計画の村づくりの理念は、「豊な自然と美しい景観に包まれて 人が輝く 地域力のあるむら 東白川」です。
この目標を達成するために、私は「継続と挑戦」をキーワードとして、次の重点項目を掲げます。
- 農林業の振興による村民所得の向上
- 情報過疎にならないICT活用の村づくり
- 長期的かつ持続的な子育て支援策の実施
- 在宅介護と施設介護の充実
- 医療・福祉一体となった地域包括ケアの確立
- 安心安全な生活を護る防災力の強化
- 豊な自然と人情を次世代に伝える努力
- 官民協働社会の実現
小さいながらも光り輝く東白川を目指して村づくりに邁進してまいります。
東白川村長
今月のメッセージ
2月は最強寒波の襲来で一面の銀世界となり、あまりの寒さに身も心も縮こまってしまいました。3月の声を聞き、少しずつ野山に春の足音を感じながら、桜の満開を待ちたいと思っています。
さて、1月・2月と予算編成や新年度の役場の機構改革について検討してきたこともあり、本稿では村の財政的な課題や持続性のある東白川村役場とするための機構改革について説明してまいります。
まずは村の財政状況についてです。村では財政状況を正確に把握するために資産・負債・単年度の収支状況・将来の展望などを一般企業と同じ会計基準で評価する公会計制度を導入しています。今回令和5年度の決算について委託先の会計事務所からの説明を受け、その結果、幾つかの留意すべき事項がありましたので公表の意味もあって説明してまいります。一般会計と国民健康保険特別会計を合算した決算で、減価償却費を除いた行政コスト(費用)は25.8億円かかっているのに対して、財源は31.3億円で一応黒字決算といえます。しかし、住民一人当たりの行政コストは193万7千円で、岐阜県平均や全国平均の倍近くになっており、小規模自治体の悩みがここにあります。
また、将来世代負担比率という数値は60.3%で、県平均や全国平均とは大きな差が出ています。人口が減少していく状況で借入金の返済が大きな負担となり、新しい政策やサービスを打ち出しにくくなることが予想され、今から財政健全化や収支の改善を目指す必要があります。
このように大変厳しい状況となっていますので、行政の効率化や不要不急の事業の見直し、老朽化した施設の統廃合を進める必要があります。また、人口千人当たりの職員数も35.22人と可茂地区では突出した人数となっています。
そこで、令和7年度から行政の効率化と人員削減をしながら、現在の行政サービスを低下させないために役場の機構改革を実施します。
課の統廃合を進め縦割り行政の弊害を無くし、職員一人ひとりの能力アップを図り、行政コストのうち人件費の伸びを抑制することを目的としています。具体的には産業振興課と建設環境課、地域振興課の商工分野を産業建設課として一つの課とします。地域振興課にあった情報通信係は総務課の所管とします。次に村民課と保健福祉課、教育委員会の所管であった子育て支援係と保育園を統合し村民福祉課とします。
各課内での係間の垣根を取っ払い、事務効率を上げることを目的とした改革です。私は令和7年の仕事始め式で職員に、今まで3人で三つの仕事をしていたのを三つの仕事を2人でやる感覚で努力するよう求めました。村民の皆様には4月以降詳しくお知らせしてまいりますが、まず役場が変わり、地域が変わり、この厳しい過疎の小規模自治体が生き残るための始めの一歩を刻む年度としてまいります。
3月は締め括りの月です。令和6年度が大過なく順調に推移できたのも、村行政に対する皆様のご理解とご協力によるものと感謝申し上げ、新年度の準備を進めてまいります。
令和7年3月
東白川村長 今井俊郎
さて、1月・2月と予算編成や新年度の役場の機構改革について検討してきたこともあり、本稿では村の財政的な課題や持続性のある東白川村役場とするための機構改革について説明してまいります。
まずは村の財政状況についてです。村では財政状況を正確に把握するために資産・負債・単年度の収支状況・将来の展望などを一般企業と同じ会計基準で評価する公会計制度を導入しています。今回令和5年度の決算について委託先の会計事務所からの説明を受け、その結果、幾つかの留意すべき事項がありましたので公表の意味もあって説明してまいります。一般会計と国民健康保険特別会計を合算した決算で、減価償却費を除いた行政コスト(費用)は25.8億円かかっているのに対して、財源は31.3億円で一応黒字決算といえます。しかし、住民一人当たりの行政コストは193万7千円で、岐阜県平均や全国平均の倍近くになっており、小規模自治体の悩みがここにあります。
また、将来世代負担比率という数値は60.3%で、県平均や全国平均とは大きな差が出ています。人口が減少していく状況で借入金の返済が大きな負担となり、新しい政策やサービスを打ち出しにくくなることが予想され、今から財政健全化や収支の改善を目指す必要があります。
このように大変厳しい状況となっていますので、行政の効率化や不要不急の事業の見直し、老朽化した施設の統廃合を進める必要があります。また、人口千人当たりの職員数も35.22人と可茂地区では突出した人数となっています。
そこで、令和7年度から行政の効率化と人員削減をしながら、現在の行政サービスを低下させないために役場の機構改革を実施します。
課の統廃合を進め縦割り行政の弊害を無くし、職員一人ひとりの能力アップを図り、行政コストのうち人件費の伸びを抑制することを目的としています。具体的には産業振興課と建設環境課、地域振興課の商工分野を産業建設課として一つの課とします。地域振興課にあった情報通信係は総務課の所管とします。次に村民課と保健福祉課、教育委員会の所管であった子育て支援係と保育園を統合し村民福祉課とします。
各課内での係間の垣根を取っ払い、事務効率を上げることを目的とした改革です。私は令和7年の仕事始め式で職員に、今まで3人で三つの仕事をしていたのを三つの仕事を2人でやる感覚で努力するよう求めました。村民の皆様には4月以降詳しくお知らせしてまいりますが、まず役場が変わり、地域が変わり、この厳しい過疎の小規模自治体が生き残るための始めの一歩を刻む年度としてまいります。
3月は締め括りの月です。令和6年度が大過なく順調に推移できたのも、村行政に対する皆様のご理解とご協力によるものと感謝申し上げ、新年度の準備を進めてまいります。
令和7年3月
東白川村長 今井俊郎
前月以前のメッセージは「村長室へようこそ(アーカイブ)」ページでご覧いただけます。
村長の言葉
各種行事での挨拶等をご覧いただけます。
下記PDFファイルをダウンロードしてご覧ください。
2023年(令和5年)3月7日「令和4年度 第76回東白川中学校卒業証書授与式」村長祝辞(PDF版:290KB)
前年度以前の言葉は「村長室へようこそ(アーカイブ)」ページでご覧いただけます。
歴代村長
歴代 | 氏名 | 就任年月日 |
---|---|---|
14代 | 今井 俊郎 | 平成26年4月23日 |
13代 | 安江 眞一 | 平成18年4月23日 |
12代 | 安江 啓次 | 平成11年4月30日 |
11代 | 桂川 眞郷 | 昭和62年4月27日 |
10代 | 安江 多策 | 昭和46年4月30日 |
9代 | 河田 勘市 | 昭和26年4月23日 |
8代 | 伊藤 稔 | 昭和21年4月4日 |
7代 | 栗本 英吉 | 昭和10年10月11日 |
6代 | 村雲 英一郎 | 大正6年10月14日 |
5代 | 伊藤 祐三郎 | 大正2年10月14日 |
4代 | 苅田 乙三郎 | 明治42年10月14日 |
3代 | 今井 栄介 | 明治34年10月14日 |
2代 | 土屋 禎次郎 | 明治30年10月14日 |
初代 | 神戸 弥助 | 明治22年8月10日 |
目安箱
よりよい村政の実現のために、村民の皆さんが、日ごろ感じていることや、「こうなればもっと良いのに」と望まれることなど、どんなことでも結構ですので、お気軽に「村長へ私の提案」としてお寄せ下さい。
村長プロフィール
資産公開
交際費公開
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