乳幼児予防接種
感染症からお子さんを守るために予防接種を行います。
感染症を予防したり、感染しても重症化を防ぐためのものです。
定期接種
予防接種法に基づく定期接種は、対象者の方は予防接種を受けるよう努めましょう。
予防接種スケジュールや接種の案内は保健係からご連絡します。
予防接種は毎月1回、国保診療所にて集団接種を行っています。
予防接種の種類(接種方法) | 標準的な接種期間・回数 | 法的対象者 | 備考 |
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ロタ (経口生ワクチン) |
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出生6週0日後から24週0日後までの間にある者 | 出生15週0日後以降の初回接種については安全性が確立されておらず、出生14週6日後までに初回接種を完了させることが望ましい。 |
B型肝炎 (不活化ワクチン) |
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1歳に至るまで | |
ヒブ (不活化ワクチン) ※5種混合を接種される方は接種不要です |
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生後2か月から生後60か月(5歳未満) |
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小児肺炎球菌(沈降20価) (不活化ワクチン) ※2024年(令和6年)10月1日以降は20価を基本とするが当面は15価も使用可(13価は不可) |
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生後2か月から生後60か月(5歳未満) | 標準的な月齢を超えて接種を始める場合や、初回(2回目)が1歳を超えた場合にはご相談下さい。 |
5種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷 風・ポリオ・ヒブ) |
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生後2か月から生後90か月(7歳6か月未満) 但し、3回目終了後最低6か月以上の間隔をおく。 |
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4種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ) (不活化ワクチン) |
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生後2か月から生後90か月(7歳6か月未満) 但し、3回目終了後最低6か月以上の間隔をおく。 |
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2種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風) (不活化ワクチン) |
第2期 小学校6年生(11歳に達した時から12歳に達するまでの期間) |
11歳から13歳未満 | |
BCG(結核) (生ワクチン) |
生後5か月から生後8か月未満(1回実施) | 1歳未満 | |
MR(麻しん・風しん[混合])ワクチン (生ワクチン) |
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1歳の誕生日を過ぎたら早めに接種 |
水痘 (生ワクチン) |
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生後12か月から36か月に至るまでの間にある方 3か月以上の間隔をおいて合計2回接種 |
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日本脳炎ワクチン (備考1) (生ワクチン) |
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(備考1) 日本脳炎の予防接種については特例措置があります。詳細は厚生労働省ホームページ「日本脳炎」ページ内『これまでの経緯』(外部リンク)をご参照ください。 |
HPV(ヒトパピローマウイルスワクチン[子宮頚がん]) (備考2) | 中学1年生
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小学6年生から高校1年生相当の女子 | (備考2) HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの予防接種は、平成25年6月以降積極的な接種勧奨を差し控えていましたが、令和3年11月26日付けで、厚生労働省から積極的な勧奨を再開する旨の通知が発出されました。積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方へ対応等の詳細は「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ〜キャッチアップ接種のご案内〜」(厚生労働省ホームページ内/外部リンク)をご覧ください。 |
任意接種
接種費用は自己負担になります。予防接種についてよく理解したうえで、医療機関へ保護者の方が申し込んで接種してください。
ワクチン名 | 標準接種時期 | 接種回数 |
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おたふくかぜワクチン | 1歳以上 | 2回 |
インフルエンザワクチン | 生後6か月以上 | 13歳未満:2回 13歳以上:1回 |
※インフルエンザワクチン予防接種は、1歳から高校3年生相当までは村の助成事業により無料で受けられます。助成を受けるには申請書の提出が必要です。
高齢者予防接種
感染症から高齢者を守るために予防接種を行います。
感染症を予防したり、感染しても重症化を防ぐためのものです。
定期接種
予防接種法に基づく定期接種は、対象者の方は予防接種を受けるよう努めましょう。
助成を受けるには、事前に申込みが必要です。
ワクチン名 | 対象年齢 | 実施期間 | 接種費用助成額 |
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インフルエンザ |
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10月1日から12月31日 ※診療所において集団接種を実施しています。 |
1回 1,900円 |
肺炎球菌 |
※接種費用助成対象者は、過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方に限ります。 |
4月1日から翌年3月31日 ※診療所において集団接種を実施しています。 |
1回 5,200円 |
任意接種
接種費用は自己負担になります。予防接種についてよく理解したうえで、医療機関へ申し込んで接種してください。詳しくは、保健係へお問い合わせください。
風しんについて
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
また、風しんに感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、出生児が先天性風しん症候群を発症する可能性が高くなります。
風しんの予防
風しんの予防は年齢に関わらず、風しんワクチンの接種が有効といえます。
以下の方は定期接種の対象となっていますので、確実に予防接種を受けてください。
【第1期】
生後12か月から生後24か月に至るまでの間にある乳幼児
【第2期】
5歳以上7歳未満であって、小学校就学前の1年間にある児童・幼児
※ 第1期、第2期ともに無料で受けられます。
定期接種の対象者が拡大されました
2022年3月31日までの間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(対象世代の男性)が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。
対象者にはクーポン券(ご案内状)が送付されていますので、ぜひご活用ください。
風しんの追加的対策について(厚生労働省ホームページ内/外部リンク)
風しんの抗体検査
しかし、ご自身に抗体があるかを調べることができます(風しん抗体検査といいます)。以下に該当される方は無料で風しん抗体検査を受けることができますので、ぜひ、ご一考ください。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の夫または同居者
- 妊婦(風しん抗体価が低い妊婦に限る)の夫または同居者
ただし、過去に風しんに係る抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、当該予防接種を行う必要がないと認められる方は除きます。
風しん抗体検査が無料で受けられます(岐阜県公式ホームページ内/外部リンク)
定期予防接種の広域化について
詳しくは保健係までお問い合わせください。